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トランスミッションの役割や種類Part1

「トランスミッション」という言葉をご存知でしょうか。
トランスミッションというのは、「変速機」のことです。ただ、トランスミッションには、大きく分けて5つほど種類があり、少し複雑だと感じる方が少なくないと思います。
そこで、今回から、トランスミッションの役割や種類についてお話ししますね。

 

・低いギアと高いギアの使い分けが重要!!

結論から言えば、トランスミッションの役割は、エンジンの回転数を走行速度に合わせて変化させることです。例えば、加速時や上り坂のケースでは、ギアを低くして、回転数を増やします。逆に、平地では、ギアを高くして、回転数を減らすのです。なかには、速度を上げる時はギアも高くすると考える方がいるのですが、実際は逆です。

 

時速40km/hの場合をご覧ください。

 

低いギア 2速
エンジン回転数 3,000rpm(1分間に3,000回転)
エンジン出力 60馬力
燃費 悪い

 

高いギア 4速
エンジン回転数 1,600rpm(1分間に1,600回転)
30馬力
燃費 良い

 

まとめると、低いギアだと力強くなり、高いギアだと弱くなります。だからといって、低いギアが良いのかというとそういうわけではありません。回転数が高いということは、その分燃費が悪くなるということになります。要は、使い分けが重要だということです。
続く