前回は、車の「年式」についてお話させていただきました。
1月1日になると、年式が変わるので、注意が必要でしたね。
車の価値が下がる前に、売却しましょう。
さて、今回は、前回よりももう少し「年式」について掘り下げていきたいと思います。
・車の価値が高いと、価値の下がり方は大きいので注意!!
前回お話しした通り、車の年式は毎年1月1日に更新されます。
そして、年式が古くなると、買取価格が下がってしまうので、車の価値は年数を重ねる度に下がっていくのです。
ただ、車の価値の下がり方は、毎年50万円下がるなどのように決まるのではなく、「率」で決まります。
下の例題をご覧ください。
例題:300万円の車の年式が、1年、2年、そして、3年と古くなったとき、車の買取価格はどのくらいか(年間10%下がるとする)?
1年目:300(万円)×0.1=30(万円) A.270(万円)
2年目:270(万円)×0.1=27(万円) A.243(万円)
3年目:243(万円)×0.1=24.3(万円) A.218.7(万円)
お気づきの方もいらっしゃると思いますが、徐々に車の価値の下がり方が小さくなっているのが分かりますか?
これは、243(万円)よりも300(万円)のほうが大きいからなんですね。
であれば、車の元々の価値が高ければ高いほど、車の価値の下がり方は大きいということも言えるのです。
結論は、前回と同じで、「売るタイミング」が重要なわけですが、「あ~、もう少し高く売却することができたのに」とやはり後悔する人は多いのです。
愛車をできるだけ高く買い取ってもらいたいのであれば、一度、「いつ売るのか」計画を立ててみるといいのかもしれません。